2018/11/12
先日、ついに買ってしまった……。
超カッコイイ、イカすヤツ。
この手の趣味を持つ者なら誰もがあこがれる
エグゼグティヴなボディと中身…。
とはいえオレ自身、
コイツが世を賑わせていた当時はまだ若く
経済的なヨユーもなかったため、
ほとんど関われぬ日々を過ごしていた。
ただ、周囲から漏れ聞こえてくる
悪魔的なまでにアツそうなゲーム性は、
田舎の若者が花の都 大東京よろしく
死にたいぐらいにあこがれるには
十分たるものであった。
ま、そうは言うても実際問題、
これまでに2~3回しか触れていない機種である。
正直、そこまでの思い入れもなかったものだから、
コレクターとして手元に置いておきたい気持ちはあれど
高価すぎてなかなか手が出せなかったのだ。
そいつは、
だいたい現在の相場だと
8万円ぐらいだろうか?
一時は10万~14万円ぐらいで
取り引きされていた時期もあった。
ソイツが、コレだ……!!
↓
ペガサス412(パル工業)
レトロ台ファンやコレクターからは
『ヨンイチニー』の愛称で語り継がれる、
今は亡きパル工業の3号機である。
数々の怪しいバージョンが存在し、
特に人気だったのが
『ダイナマイトバージョン』だ。
パチンコの
1回権利モノの超名機
『ダイナマイト(大一)』
のゲーム性を踏襲したもので、
パチンコの『ダイナマイト』だと、
デジタルに『3』が出現する小当りをきっかけに
『7』の大当りが大連チャンした。
そんなスリリングなゲーム性を、
パチスロに落とし込んだというわけだ。
『ペガサス412』では、
REGボーナス終了後の1ゲーム目が勝負!
祈りをこめてレバーを叩いた後、
パル工業特有のグミみたいな四角い『7』が
ズルリーーーンとスベってテンパイすれば、
BIGボーナスが連発する天国モードは目前!
さらに、そのボーナス終了後にも
BIGの超ソッコー連チャンに期待できたため、
412コーナーの鉄火場っぷりはハンパなかった。
大袈裟じゃなく、高稼働のホールだと
いつ人が死んでもおかしくないような、
異様な熱気と殺伐っぷりで満ちていたものだ…。
当時、まだクソガキだったオレが
412コーナーへ近づけなかったのも致し方なかった。
というか、412を前にした時ほど
「もし三田佳子の次男に生まれていれば…」
と、思ったことはなかったとすら断言できよう。
恐怖の412を打つために、
負けてもいい金が欲しかった……。
あの憧れの『ヨンイチニー』が、
ついにチェロスのご自宅へ…!!
ヘンな緊張感に包まれながらオレは、
国内某所から送り届けられた
『ヨンイチニー』が一時保管されている、
運送会社の営業所へ向かったのだ。
はたして、そこに存在したモノとは!?
次回へ続く……!
カモン、イエスタデイ……!!