2021/08/23
こんにちは、ミナトです!!
スロ研が始まり3話目、まだまだご存知ない方が大多数かと思いますが、私ミナトは日々パチスロのデータ取りと共に人生を歩んでおります。中でも「甘い機種」の実戦データは欠かさず採取してまして、第1話目ではその一部をご挨拶代わりに掲載しました。
まぁ何年もこんな生活を送っていると、自然に身についてくる能力みたいなもんがありまして…それが今回のテーマでもあります「結果を気長に待つ」ことです。
理論上勝てる台を打っても、短期間では結果が伴わないことがあるのがパチスロの難しいところ。そこで今回は実際に採取したデータから、どれくらい打てば結果や確率が安定するのか? を解説していこうと思います。
『機械割』のおさらい
これは基本的な事なので知っている方も多いかと思いますが、今回のテーマにおいて最低限必要な情報なので最初に説明させてもらいます!!
投入したコインに対してどれだけのリターンがあるかを示す数値です。機械割100%=入れたコインがそのまま戻ってくるプラマイ0のラインとなります。パチスロで勝ち続けている人の大半はこのような思考で打っています。
当然ですがこの数字は理論上の数字、必ずしも7000Gでこの式のような結果にはなりません。パチンコ・パチスロは確率によって抽選が行われるので、これはあくまでも平均値を示すもの。少ない試行回数では勝ち負けの結果が大きく変動することがあります。
長期的に打たなければ…
ではなぜ、結果が変動するのか?
パチンコ・パチスロの抽選方式は、一度箱から引いた結果を再度箱に戻して抽選し直すというもの(イメージ)。
なので、確率分母以内で当たることもあれば、その何倍もハマることがありますよね。このようにピッタリ確率通りの結果が出ないことが変動の理由です。
そこで、これを解消する手段が試行回数を増やすという作業です。ではなぜ、試行回数を増やすと安定した結果に収まってくるのか?
まず前提として注意しておきたいのが 試行回数を増やす→収束する という考え方です。
正確には 確率自体に収束を促す力はないが、試行回数で収束と同様の結果が生じる と言われています。
掘り下げると確率分母によって出現分布が異なり、その試行回数も変化するのですが…要するに、長期的に打つことは出現分布の平均値を積み重ねるという作業となり、結果公表値に近い数字が表れてくる、というわけです。
さて、これ以上数字と無縁の芸大卒の私が説明するのは苦しくなってきましたので…。最後に、実際に試行回数を重ねた実戦値をご覧いただこうと思います!!
長期実戦結果の推移を見る
では毎度お馴染み「ディスクアップ」のミナト実戦値の登場です。こちらを使って推移を見ていきましょう!!
▲通算ビタ押し成功率…95.47%
甘いと言われる本機も、短期間の20000G地点(ビタ押し成功率は94.86%)ではマイナス収支となっていました。ボーナス出現率も、試行回数が多いデータと比べると開きが大きいですね。
その後打ち進めていくと……10万Gを超えた辺りから、ほぼ設定1のボーナス合算出現率(1/182.6)となり、収支結果も満足できるものとなってきました。この結果を見ると、ディスクアップの収支を安定させるには最低でも10万Gは必要だと考察できます。
ディスクはまず黙って10万G打て!!
そこで、新たに別の区間を切り取って10万Gの結果を算出してみたのですが…
試行ゲーム数:100,007G
通算収支:+10,273枚
機械割:103.42%
ほぼ同じ結果になりました!!
このように長期的にデータを採取することで、明確な数字を確認することができます。ディスクアップはARTを搭載した付加要素が強いタイプの台です。ボーナス主体の機種やボーナスの確率分母が小さい機種であれば、より少ない試行回数でも安定した結果が見られるはずですよ。
普段なんとなく頭の中で想像していることも、実際に自身の目で確認すると説得力が増し、また違った感覚でパチスロと向き合うことができます。
思ったように収支が付いてこない…パチスロを打ち続けていると度々そんな事象に出くわすでしょう。そんな時こそ長い目で、逃げ出さない、投げ出さない、積み重ねを信じ抜くことが大事。このデータがその心の支えになってくれれば幸いです。もちろん、ちゃんと勝てる台を打ち続けていることが大前提ですが…!!
それでは、また次回!!