調べ屋ミナトのスロ研生活

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6.5号機『パチスロ甲鉄城のカバネリ』を研究

2022/07/01

記事カテゴリ:ライターコラム

 

まいど、ミナトでございます。

 


今回は新台『パチスロ甲鉄城のカバネリ』について。Sammy初の6.5号機、新たな時代を担う一台が登場します!

 

 

システム面では『ツラヌキSPEC』という仕様が注目要素となっているようで…

 


・完走後は即STに突入→実質的に出玉の上限が無い

 

・最上位ST突入時の期待枚数が約3500枚

 

・ST終了125G以内のボーナス引き戻し期待度は約50%

 

 

6.5号機だからこそ実現できる強力出玉トリガーの実装や、その他にも有利区間のゲーム数が実質無制限となる早い引き戻しがウリとなっているようです。

 

 

現在、機種ページに実戦データが掲載されているのですが、実はこちらのデータ採取に私ミナトも参加しまして……導入前に調査することができました!!
 

 

機種の仕様にも触れつつ、実戦から導いた挙動の考察や立ち回り、導入時に役立つ情報をお届けするので是非最後までご覧ください。

 

 

【6.5号機の仕様について】



まずは新規則のおさらいから。以前、当コラムにて詳しく解説させてもらいましたが、本機を打つ上で重要となる情報なので改めて紹介しておきます。

 

※詳しくは2022/4/30更新「最新パチスロ6.5号機を研究」を見てもらえるとありがたい!!

 

 

【各状態のポイントを紹介】



細かなゲーム性は機種ページをご覧いただくとして、ここでは各状態のポイントを中心に紹介していこうと思います。

 

 

《通常時》


通常時は主にカバネリチャンス(CZ)規定ゲーム数消化……2つのルートからボーナス当選を目指します。

規定ゲーム数は100G/250G/450G/650G付近がチャンスとなっているようです。
 

千本鳥居は規定ゲーム数の前兆ステージ

 

 

サブ液晶の注目ポイント(通常時)

 


次回のCZの種類や規定ゲーム数を示唆する演出が存在する模様。主にST終了後に出現する「おみくじ」、その他「アイキャッチ」や「会話演出」は、その内容に対応するCZの示唆となるようです。

 

▲キリの良いゲーム数では「キャラカード」が出現することも。種類によってなんらかの示唆が行われていると思われます。

 

 

《ボーナス》


通常時のボーナスは2種類。エピソードボーナス(青7揃い)は当選した時点でST突入濃厚。一方の駿城(はやじろ)ボーナスは消化中の獲得ポイントを参照してST突入抽選が行われます。

 

★駿城ボーナス後のポイント

 

駿城ボーナスではゲーム数がリセットされない!!


ST突入失敗時はツラヌキSPECが発動!! 通常時の消化ゲーム数・CZのストック・黒煙りポイント(内部ポイント)を引き継ぎます。また駿城ボーナス終了後はチャンス目高確にも移行するので、ヤメる際は注意。

 

 

《ST》


25G+αの間にボーナスを引けばSTが再セットされます。ST中のボーナスは赤7揃いカバネリボーナスが基本ですが、青7揃いエピソードボーナスが当選すると上位STor最上位ST突入のチャンス!!

 


最上位STとなる「裏美馬ST」は約95%の継続率を誇り、突入時の期待枚数は3500!! 6.5号機のセールスポイントを存分に活かした機能となっています。

 

また、STが完走した際にもツラヌキSPECが発動。有利区間を再セットして即STに復帰するという仕様となっています。

 

 

★カバネリボーナス中のポイント
 

 

消化中は簡単な技術介入要素があり、カットインが発生したら逆押しで左リールに赤7の塊を狙います(範囲は4コマ)。成功すれば黒血漿メーターが貯まり、カバネリ高確の獲得抽選が行われるので必ず実践するように!!

また、ボーナス中はキャラ紹介が発生する場合があり、登場キャラ話数に秘密がある模様。

 

 

【実戦データの考察】


 

では次に、採取したデータを基に考察していきます。ちなみに私ミナトが担当したのは設定6でございます。

 

※各設定の実戦データは機種ページに掲載中!!

 


短時間実戦ではありましたが、ご覧のような結果となりました(設定6のみ負け……)。ひとまず結果は置いておいて、データの考察をしていきましょう!!

 

 

まず設定6を打った感想は……とにかく当たる!! でしたね。現状判明している初当りの数値通り、他の設定と並んで打つと挙動の違いは明らか、体感でわかるレベルでした。

 



そして、その初当りに比例するように伸びた項目がCZ突入率です。設定別の突入率は現段階でまだわかっていませんが、設定6とその他の実戦値を比較すると約1.3倍の差が見られました。

CZはボーナス当選のメインルートであるので、そこに差が生まれると予想するのは妥当でしょう。

 

 

出玉面では、設定6は初当りが多くとれたものの、ST中にカバネリ高確の対応チャンス目が引けないなど、打ち手の腕の弱さも露呈した展開負けとなりましたが、ご覧の初当りですので安定感は高い印象です。

 

一方、差枚数プラスとなった設定1と設定5は、上位STである美馬STに突入し、そこから出玉を伸ばすことに成功。もしかすると、こういった上位STの突入にも秘密が存在するかもしれませんね。

 

▲グラフだけ見ると設定1は高設定の香りがします

 

 

【立ち回り・攻略ポイントのまとめ】



最後に、現状判明している情報と実戦上の結果を基に攻略ポイントを考察してみました。まだ謎な部分も多いため暫定版となりますが、頭に置いておけば得する情報に化ける可能性も!?

 

■有利区間ランプについて

 


本機には有利区間ランプ(デジタルセグのドット等)が存在しません。これは以前のコラムにも書きましたが6.4号機から表示義務がなくなったためであります。

現段階では設定変更や有利区間の継続、非継続をランプで判別するのは不可能と思われます。加えて演出等の他の要素から判別することも、今回の実戦では解明できませんでした。

 

 

■天井について
 

通常時1000G+αでエピソードボーナスに当選。

 


駿城ボーナス後にSTに突入しなかった場合は、通常時のゲーム数を引き継ぐため、天井までのゲーム数もそのまま継続となります。

 

 

■設定変更判別

 

 

本機は有利区間ランプでの、判別が不可能となっています。そのため現段階の判別方法としては、前兆ステージ千本鳥居の突入を目安にするのが有効となりそうです。前日のゲーム数が分かれば、判別できる場合もあるかと。

 

今回の実戦で千本鳥居移行(フェイク&本前兆)が確認できたゲーム数の範囲を下記にまとめたので参考にしてみてください。


・74G〜125G
・256G〜276G
・661G


※CZの突入等で移行ゲーム数がズレる場合もありそうです

 

 

■狙い目のまとめ


・ST終了後125G以内
→ボーナス引き戻し期待度50%超

 

・通常時100G/250G/450G/650G付近
→規定ゲーム数の強いゾーンが存在する

 

・駿城ボーナス後の台(天井狙い)
→データカウンタとはズレが生じるので、サブ液晶の表示ゲーム数を目安に

 

 

ちなみに125Gを抜けてしまっても、250G付近までのボーナス当選期待度はトータル約75%とのことです。

 

 

ということで以上、『パチスロ甲鉄城のカバネリ』の研究を終了します。やはり今のパチスロで最もネックとなっているのは有利区間問題でしょう。

 

まだ完全に消滅したわけではないですが、6.5号機の登場でその枷は随分軽減されることになりそうです。本機はその恩恵を反映したスペックとなっているので、新時代を築くマシンの一台として期待したいと思います。

 

今回は実戦に基づく内容を軸に書かせていただきました。よって、今後の情報次第では大幅に変更となる場合もあるのでご了承ください。続報が出た際には、機種ページや当ブログでも取り上げて参ります!!

 

 

それではまた次回!!

 

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