2021/08/28
みなさんこんにちは(トップロープによじ登りながら)。編集スタッフSです。
好きなプロレスの技は「雪崩式フランケンシュタイナー」です。なぜかというと響きがかっこいいからです。どんな技なのかは知りません。
脳内にある「プロレス」と札の付いた引き出しを開けたら「グレート・ムタの正体は・・・」と書かれた紙きれしか入ってなかったので、プロレスの話はこれ以上広げることができません。勉強不足で申し訳ない。
ということで今回の試打レポートはネットさんの、
『パチスロ ロリクラ☆ほーるど!』です。
原作コンテンツは、女子高生による日常モノに、突如プロレス技が炸裂するという異色の4コマ漫画。ウェブ上で連載を開始し、単行本化もされた人気作品であります。
映像化されている作品ではないので、アニメーションやキャラクターボイス、楽曲などはすべて完全新規です。
知らない人が打ったら「こういうアニメがあるんだな」ってなることは間違いないであろう作り込みです。
さて、ここからはパチスロ機としての中身を紹介していきましょう。
あまりに斬新な出玉設計からすでにご存知の方も多いとは思いますが、本機の特徴はなんといっても、
当たれば必ず1000枚+αが獲得できる!
という点に尽きます。
本機のAT「ロリクラ☆1000ぼーなす(ろりくらさうざんどぼーなす)」は、当選すれば最低でも1000枚の獲得をお約束。
ちょっぴり出玉を獲得できるチャンスAT的なものは一切なく、正真正銘「当たれば1000枚+α」です。
純増は約2.7枚/Gなので、だいたい30分ちょっとでATを消化できる感じ。CZ(後述)突入までの時間を計算に入れても、2時間もあれば十分ひと勝負できそうです。
あと、最初にドカンとゲーム数なり枚数なりがもらえる機種はAT中の作業感が強かったりするのですが、本機ではそこも軽減されています。「1000枚+α」の「+α」の部分がそれ。
AT中は「ほーるど!TIME」に突入すると、転落抽選に当たるまで差枚数カウントが停止。
3つのパートに分かれており、1・2ラウンド目は10G継続すれば次のラウンドへ、3ラウンド目は8G間で「超継続かばん」の獲得にチャレンジ。
おでこがかわいい。
JKのマストアイテムです。嘘です。
見事成功すると、20G(転落なし)のムービーパートを経由してロング継続に期待できる「JKゾーン」に突入します。
1回の「ほーるど!TIME」突入でウン百枚獲得とかはなさそうですが、1000枚獲得とは別に出玉を上乗せできる区間なので1Gでも長い継続を目指しましょう。
ちなみに、AT中はモードアップすることで「ほーるど!TIME」突入期待度がアップします。
モードごとに楽曲が変化するあたりもこだわりを感じる
何度も申し上げているとおり、当たれば1000枚+αという竹を割ったような単純明快なAT仕様となっておりますが、通常ゲームもかなり潔いゲーム性となっています。
通常時の目指すべきポイントはCZ「ロリクラ☆ちゃんす」。というか、初当りの契機はこのCZのみです。
で、CZもかなり強烈。ルールは単純で、
3択を当てればAT!
たったこれだけ。
択当てによる抽選は他の機種でも割と採用されていますが、本機は「1000枚+α」がかかっているだけにその緊張感がハンパないです。
3択はリールの第1停止。「目をつぶって」「3つ同時に押す」「2時間迷う」など、思い思いのやり方で選択したら、第3停止でリールにBARサンド目を狙い、停止すれば成功となります(第2停止はフリー打ちでOK)。
完全ガチ勝負となっており「運が良ければ正解のナビが出る」みたいな要素はなし。一切の甘えを許さない非情の3択デスマッチが展開されます。
高設定ほどCZ突入率が高くなりますが、設定に関わらずこの3択をモノにできるかどうかが勝負の分かれ目になるのは間違いないでしょう。
ちなみに、択当ては準備状態を経由して発生しますが、準備中の画面で過去5回の正解が表示されます。
打ち手を全力で惑わしていくスタイル
あと、不正解の場合はリール上部にあるランプで正解が告知されます。
この場合は中が正解。
黄色や緑に光ることもあったけど・・・!?
知らなければランプの存在に気が付かないかもしれませんが、このレポートを読んだあなたは知ってしまいましたね・・・。
ぜひとも「いっつも右にしてるのに変えた時に限ってコレだよ!バカ!俺のバカ!もう知らない!!」と悶絶する瞬間をお楽しみください。
それから蛇足ではありますが、私が10回挑戦した結果を載せておきます。
「8割正解!スゲェ!!」とか、「1回しか当たってない!人間やめろ!!」みたいな感想が付けられない微妙な結果ですが、4割成功してるから私の中では「イケる台」として認識されました。めでたしめでたし。
最後に通常時について補足を。
流れとしては、たーにゃちゃんを捕獲して(CZ突入)、説得してプロレス部に入部(CZ成功)させればAT突入となるのが基本のパターン。
通常時は液晶右下にある時計の時間経過に従ってCZ突入期待度がアップしていき(ステージも時間経過に応じて変化)、18時になると移行する「部室ステージ」は、CZ突入期待度が60%オーバーに。
時計の針はタイム役(時計図柄揃い)をメインに進行。チャンス役からCZを直撃する可能性もあります。
基本的には前兆を経由して「捕獲ちゃれんじ(連続演出)」に発展して当否が告知されます。
この見えそうで見えない構図って
どこの天才が考えたんですかね。金メダルあげる!
あと、AT終了後およびCZ失敗後は「わんもあマッチ」に移行。成功すればCZ突入となります。
豪運の持ち主であれば1000枚おかわり! みたいな展開もあり得ますが、2400枚を一気に取るというよりは1000枚の固まりを取っていく出玉バランスとお見受けしましたので、当たればラッキーくらいの方が精神衛生的にはよろしいかと。
3択を当てれば天国、ハズせば地獄。
少ないチャンスをモノにして出玉の固まりをつかむ、まるで一発台のような本機は、6号機のバリエーションの1つとして個人的にはアリだと思います。同じような台ばっかだとつまんないですからね。友達と並びで打つのも悲喜こもごもあって面白そう。
『パチスロ ロリクラ☆ほーるど!』の導入は9月6日からです。
それではまた次回。
え? グレート・ムタの正体? そいつはちょっと教えられませんね・・・。