2019/07/17
7月18日発売の『回収率至上主義で年間プラスを実現する京大式クリニカルパス 超競馬考』(黒河將 著)では、「再現性をもって回収率101%以上を計上すること」を目標に掲げ、そのための買い目構築や資金管理のシステム作りを紹介しています。
著者の黒河將氏は、灘中、灘高から京都大学医学部を卒業している現役の医師。「失敗が許されない」医師だからこそ気付けた競馬の勝ち方とはーー?
『超競馬考』には11の根幹的思考がありますが、その一部をご紹介します。
何よりも回収率を意識する(資金を何倍にできたのかを意識する)
競馬予想の世界では「的中率」「回収率」「払い戻し額」など、その凄みを伝えるために様々な数字が使われますが、超競馬考が重視するのは「回収率」のみ。「的中率」は点数を増やすことで上げられますし、「払い戻し額」は投資額を増やせば上げられます。つまり「的中率」や「払い戻し額」は、その馬券術・予想法の純粋な判断材料にはならないのです。
好走馬を当てることがゴールではない
払い戻しを手にするまでには、「予想(本命馬選び)」と「組み立て(買い目構築)」という2つのステップがあります。言い換えれば、◎や○といった印を打った段階は、まだ馬券を買う工程の半分しか終わっていないということ。多くの競馬ファンは「予想」に大半の力を注いでいるので、「組み立て」にもしっかり目を向けることのアドバンテージは極めて大きいと言えます。
馬の着順は想像以上に運に左右されていることを受け入れる
競馬には想定外の出遅れや細かな不利、不可思議な騎乗など、多くの不確定要素があり、多くの場合、それらを事前に予測することは不可能です。巷間には、「競馬に絶対はある」かのように謳う予想会社が溢れていますが、それはまやかしです。『超競馬考』では「競馬は運に左右されるもの」との前提に立った上で、「勝つ」ための仕組みを構築していきます。
人気馬はオッズに見合うだけのリターンを生み出しにくい
競馬に多くの不確定要素が絡んでいる以上、どれだけ能力が抜けた馬でも必ず勝つとは限りません。たとえ単勝オッズ1.0倍が妥当と思われる実力馬であっても、勝つ確率は100%にならないのです。世間のイメージ(=オッズ)と実際の好走率には乖離があり、その乖離は上位人気であるほど大きくなります。平たく言えば、人気馬ほど「美味しくない」ことが多いのです。
回収率の観点から自分の狙うべき馬券を決定して予想に臨む
目指すべき回収率を定めてから予想することが重要です。500%の回収率を望むなら、その配当が得られそうなレース(=荒れそうなレース)を選び、その配当が得られるような買い目を組むということです。自分の的中率が何%ぐらいであり、年間プラスを達成するためには1レースあたり何%ぐらいの回収率が必要なのかを最初に考えましょう。
真に価値のある勝ちとは、再現性のある勝ちのみである
『超競馬考』では、「再現性のある勝ち」を重視しています。競馬は“運”の要素が大きいので、「たまたま」「マグレ」でも勝てることはありますが、当然、そこには再現性はありません。継続してプラス収支を達成するには、「再現性」を意識した運に左右されにくいシステム作りが不可欠であり、それが「予算」や「買い方」の固定化です。
※上記以外の根幹的思考や、具体的なシステム作りの方法などは『回収率至上主義で年間プラスを実現する京大式クリニカルパス 超競馬考』をご覧ください。
『回収率至上主義で年間プラスを実現する京大式クリニカルパス 超競馬考』
黒河將 著 本体1650円+税
https://www.amazon.co.jp/dp/4865358579/
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