魔窟チェロ家の宝物殿

人生のボタンを4回ほどかけ違えた結果、パチとスロの実機をうっかり550台ほど所有しているライター、貴方野チェロス。異様にモノが多すぎる彼の自宅を訪れた人々は皆、そこを『魔窟』だの『住居型ヴィレッジヴァンガード』だのと呼びたがる…。このブログでは、そんなチェロ家のその辺に転がっている奇妙なモノたちを、パチやスロの実機はもちろんのこと、本、CD、DVD、ゲームなど、ジャンルにこだわらず気の向くままに公開していくぞ! チェロ家へ遊びに来たような気持ちで、そっと覗いていただきたい♡ え、なにアンタ、手ぶらで来たのッ…!?(『歓迎』の旗を振りながら)

CRラッキートマトと台湾国家

2019/01/18

記事カテゴリ:ブログ

 

 

 

本来の更新日から

1日遅れでアレしておりますクソブログ、

『魔窟チェロ家の宝物殿』。

 

 

 

じつはオレ、

先週の12日から14日まで

フラリと台湾行ってたんだけどさ。

あの国って、ちょっと普通じゃないんだよ。

ていうのも、とにかく怒ってる人を

滅多に見ないんだよね。

 

バイクや車も

運転が超テキトーっつーか

自分勝手にも程がある感じでさ。

すっげー邪魔だったり危なかったり、

もうスゲェのよ。

なのに、クラクションを「ブイーーー」て

長く鳴らす人がほとんどいなくて、

たまーにどうしても邪魔な時だけ

やむを得ないノリで

「パン…」て程度なんだよね。

 

なんかこう、

国の全員が一致団結して

テキトーにユルく生きててさ。

多少イラッとすることがあっても

持ちつ持たれつって感覚で、

お互いが生きやすく

やってるように見えるんだよな。

 

 

 

台湾って国は、1週間に3日ほど

国内のあらゆる箇所で

『夜市(よいち)』

ってヤツをやっててさ。

その1つ1つが、

日本のお祭りのだいたい

10〜30倍ぐらいの規模なのね。

そんな、日本だと年イチレベルの催しを

週3回もワッショイワッショイやってりゃあ、

そりゃ細かいことにこだわらなくもなりますわな。

だって、そこでストレス解消できちゃうんだもの。

 

国民が幸せに生きて行くため必要なことを

あんまいろいろ小難しく考えず、

国がおおらかに実行してるように感じたな。

オレの目には、ステキな国に写ったよね。

もし日本でこんなんやってたら、

もうメッチャクチャ叩かれると思うよ!?

週に3回もオマエら、アホんなるぞ言うて。

マジメにやんなきゃ国家沈没すんぞって、

みんなビビっちゃって心から楽しめないと思うわ。

 

 

 

最初に『台湾って普通じゃない』言うたけど、

じつは普通じゃないのは

日本の方ちゃうかって

帰りの飛行機で

ちょっとだけ思ったよね。

いっつもやたらイライラしてて、

自分より弱い者に対してはすぐキレてさ。

 

イマドキの日本って、

その辺ちょっとフラフラしてると、

自分が連れとるガキに対して

必要以上にギャフンギャフン怒ってる親を

結構な頻度で見かけるじゃん?

ああいうのが異常な行動だって、

たぶん台湾行くと気付かされて

恥ずかしくなってくると思うわ。

子育てが大変なのはわかるけど、

あんまり必要異常に怒っちゃダメよ…。

 

 

 

 

さ、そんなこんなで台湾よろしく、

のんきかつ穏やかに進めていきたい今回。

ご紹介する宝物は、

前回にチラッとお見せした

チェロス実家にある唯一のパチンコ台

『CRラッキートマト』なのである!

 

 

 

 

 

 

 

 

この台、

まずデモ画面に注目していただきたい。

画面の上から、

デカいトマトがズドンと落ちてくるんだが、

そのルックスといい質感といい、

 

 

 

 

 

ほぼ、ぷ●ぷよ。

 

かつては銀河鉄道9●9の●ーテルや、

ドラ●ンボールのクリ●ン、

はたまたスー●ーマリオなどなど、

各時代の人気者を

「版権なにそれオイシイの!?」とばかりに

バコバコ無断でパチンコ化していた

西陣ならではのイズムが、

この時代にはまだわずかながらに

残っていたのだろうか!?

ちなみに、大当たりラウンド中のBGMは

どこからどう聴いてもア●レちゃん…。

いちおう、1997年の台である。

 

 

 

始動チャッカーに玉を入れると、

 

 

おお、回った、回った。

まだ故障していないようでひと安心。

 

 

 

 

0〜9とA〜Eまでの15図柄が

野菜と果物のキャラに添えられており、

左、右、中の順で停止する。

 

なるほどね……。

 

 

 

 

 

 

さ、しまおう。

 

 

 

 

 

 

え、もっと回せって?

リーチどころか、

大当りまで見せやがれって?

 

うむ、みんなが

言わんとすることはよくわかるよ。

ただ、オレの実家に

パチンコ玉、

1個しかなかったんだよね……。

 

しかも、ヘソに入れたら台の裏から

出てこなくなっちゃってさ。

玉を1個入れるたびに

台を開けてワチャワチャやるなんて、

戦時中のナチスドイツ軍でも

考えつかないほどの拷問だよ!?

 

まぁええやないですか。

台湾人に笑われますよ……?(菩薩の笑みで)

 

と、冒頭のご挨拶文が

花を咲かせ、実をつけたところで、

今回はドロンさせていただきます。

 

あ、大事なことだけ言っとくと、

スーパーリーチの中で

一番アツいのは『南極リーチ』。

白夜&オーロラの背景を

図柄が凍りながら進行していく。

で、大当たりすると必ず液晶上部の

3面体役モノが回転!

 

 

 

 

 

ピーマン

 

 

黄色い謎の植物

 

 

トマト

 

 

 

 

このいずれかで停止する。

 

で、トマトなら見事確変となるんだけど、

コイツの動きが

ノーマル停止やら戻りやらあって

なかなかアツいんだわ。

ちなみに、この役モノのトマトは

昔、子供向け雑誌『冒険王』に載ってた

はやししげき先生のどマイナー漫画

『トマトン』に猛烈に似てる……。

 

で、ここでもうひとつ

重要になってくるのが

じつはコイツ、

『大当たり図柄ではなく、

 大当たり後のアクションにより

 確変か通常か決めるタイプ』

の走りの機種だったってこと。

どんな図柄で大当たりしても

確変か否かにドキドキできる仕様は、

当時としてはメチャ斬新だったのだ。

その役モノ抽選がオレのハートを鷲掴みにし、

結果的に練馬のパーラー『ニューかめ』で

かなり打ち込んだ記憶がある。

 

西陣らしい『ひと工夫』が光る、

隠れ名機の称号を与えたい1台なのだ!

 

 

 

 

 

カモン、イエスタデイ……!!