調べ屋ミナトのスロ研生活

主にパチスロ実戦術で活動する、検証系ライターのミナトが綴るパチスロブログ。新台情報、検証実戦、得するネタをお届けするぞ!!

『三重県オールナイト営業』を研究

2023/12/15

記事カテゴリ:ライターコラム

よっしゃ、今年の年末こそドラクエ6やるでー!!

 

編集長「オールナイト行くの?」

 

まいど、ミナトでございます。

パチンコ・パチスロ年末年始行事、三重県のオールナイト営業の季節です。まぁ毎年現場に行くと「もう二度と行かねぇ!!」と心に誓うのですが、なぜかこの時期が迫ってくると「行かな、三重が呼んどる!!」と、取り憑かれたような気分に駆られます。

 

……私は純然なオールナイトフリークでございます。

 

今回はそんな魅惑のオールナイト営業の歴史、過去の戦歴や楽しみ方、またスマスロ登場でどのような雰囲気になっているのか? 経験を踏まえて紹介しようと思います。

 

 

オールナイト営業の歴史

 

 

では始めに、概要と歴史について解説します。

オールナイト営業とは、三重県内にて行われる特殊な営業スタイルを指します。開催期間は12月31日の9:00〜1月2日の25:00まで、最大40時間の営業。

 

パチンコ店の営業可能時間は風営法により、日の出(現在は午前6時)から深夜0時の間と定められていますが、この期間は県の特別な条例が発動します。ではなぜこのような条例が発動するのか? もう有名な話なのでご存知の方も多いかと思いますが……

 

これには伊勢神宮が関係しております。

世界的にも有名な伊勢神宮、毎年多くの参拝者が集まるため、その方々に向けてトイレの貸し出しや休憩所を提供することが目的でオールナイト営業が許可されています。

 

実は長い歴史があり、始まりは1985年から!!

 

しかし昨今はコンビニの普及もあり、この目的もいつまで引っ張んの? 的なことを言われ続けています。それもあり、最近はオールナイト期間中に派手な告知をしない、タレントやパチスロライターの来店やメディア取材を入れないという、組合の自主規制がひかれています。なので、我々メディアも読者様に向けて「そうだ、オールナイト行こう」とは大々的に言いにくいのですよね。

 

とは言え、実際に参戦すると……意外とコンビニに辿り着けません。年末年始はほとんどの飲食店が閉まっていますし、宿も大体埋まっています。また1月1日の夕方以降はタクシー会社もほぼ休みで、車がないとマジで詰みます。

 

ですので、個人的にはこの目的はまだ意味を成していると思うんですよね。まぁ、擁護派の意見ではありますが。

 

三重県でパチスロが打てるようになったのは2000年から。

全国で最もパチスロの設置が遅かった地域です!!

 

現場の状況と今年の予想

 

■現場の雰囲気は?

どのホールもかなりの人が集まります。中でも名古屋寄り、三重県内でも駅から近いお店は特に混み合い、30日の夜から並び始めることも。かつてはライターやタレントの来店を合わせていたので相当な盛り上がりでしたが、コロナ流行と来店取材の自主規制以降はやや落ち着いています。ちなみに今年はYouTubeの動画配信もNGという通達が出ています。

 

■設定状況は?

設定状況は言うまでもありません、非常に悪いです。平常営業以下です。

最近は高設定確定演出をSNS等で見かけることもありました。まぁ可能性はゼロではないですが……それを掴むのは極めて困難です。

 

■人気機種は?

人気なのはやはりATやART機です。普段だと取りきれないほどの大量上乗せが、この長時間営業ならどこまで伸びるか? これぞオールナイトの醍醐味。しかし、5.9号機以降、有利区間が搭載されたことにより、このドリームに挑戦できなくなってしまいました。ですが、昨年は有利区間が緩和された6.5号機とスマスロが登場。カバネリ、犬夜叉、鏡、ヴァルブレイヴあたりが賑わっていましたね。今年はさらに多くのスマスロが登場していますので、これらの機種は当然人気となるでしょう。

 

そして、もう一つ人気を集めるジャンル……それはスイートマシンです。

 

設定1でも甘いとされるマシン。基本低設定なので、やはりこの手の台も人気を集めます。私ミナトも普段から主戦場としているジャンルなので、これまでにスイートマシン縛りの企画に挑戦しています。

 

(下に実戦結果を記載しています)実際に結果は良好で、スイートマシンだけなら通算プラス!! AT機のような夢はないですが、低設定の大海原を渡りきるには適していると言えます。まぁ当然ですが、自身のこれまでのデータを見返しても普段と比べ1〜2割くらい目押し精度が落ちています。打つ際はその点も覚悟しておく必要がありますね。

 

ミナトのオールナイト戦歴

 

ライター業を始めてから参戦した、過去の戦歴を発表します。

 

■2016年→2017年

『実戦機種』

北斗の拳将

サザンアイズ

クランキーセレブレーション

『企画内容』

設定1でも戦える、スイートマシン縛り実戦。

 

総投資 2800枚

回収 2738枚

収支 -62枚

 

■2017年→2018年

『実戦機種』

2017年に登場した機種を17台実戦

『企画内容』

2017年に登場した機種のビンゴシートを作成。

初当たりが引けたらマスを解放。

 

総投資 7050枚

回収 1661枚

収支 -5389枚

 

■2022年→2023年

『実戦機種』

新ハナビ

マッピー

ガメラ

ディスクアップ2

『企画内容』

設定1でも戦える、スイートマシン縛り実戦。

 

総投資 2884枚

回収 3216枚

収支 +332枚

 

昨年に嬉しい初白星を挙げるも、

通算成績は-5119枚

全回収するのが私の夢であります。それまではオールナイト引退できない!!

 

楽しみ方のコツ

 

 

では最後に、ミナト流のオールナイト攻略方法と楽しみ方を提唱します。

 

①コンディションと寒さ対策は絶対

基本寒いです。ここで体調を崩さないように。体力温存のため、できれば並ばない方がいいですよ。あと前日はできるだけ早く寝ること!!

 

②打つ場所と交通手段に注意

経験上、1月1日はタクシー会社がほぼ休みでした。駅から遠い場合は車必須、下手すると移動手段がなくなり詰みます。電車は動いていますが、正月ダイヤで本数はかなり少ないです。現地で後泊しないなら17:00くらいを目処に切り上げましょう。

 

③居心地重視なら秘境に行け

駅近く、交通の便が良いお店は混みやすいです。好きな台を打ちたい、過度な並びは避けたい方は駅から遠いお店が狙い目。また、大手法人のお店も混みやすいので、その点にも注意したほうがいいですね。

 

④カウントダウンは参加するべし

どのお店でも、新年を迎えるカウントダウンが開催されます。他にも飲み物やスイーツの配布、併設食堂の割引などのイベントを開催するお店もあります。ここでしかない催しです、思い出作りのために積極的に参加しましょう。

 

▲これをやるために行ってるみたいなところある

 

⑤理想型はハーフオールナイト

私は1日の夕方やほぼ最後まで実戦していますが、特にミッションがない人はフルで打つ必要はありません。

12月31日の夕方や夜から参加→カウントダウン→1月1日の朝に撤収。これが最も健全な楽しみ方だと思います。普段と同じか、ちょっと長めにパチスロを打ち、そしてオールナイトでしか見られない深夜の光景も堪能できます。

 

⑥解放感を楽しむ

実戦は過酷です、正直辛いです。毎回1月1日の朝になると「もう二度と行かねぇ」と思っています。ですが実戦後、解き放たれた後のビールは、この世のものと思えないほど美味い!! これだけは間違いないです。

 

 

以上、いかがでしたでしょうか?

今年も参加予定の私が言うのもですが、健康面と金銭面からしてフル参加は正直オススメしません!! 賢明な読者の皆様はどうか自己責任でお願いします。

 

まぁしかし、パチンコ・パチスロファンなら一度くらいは味わってもいいような、特別な空間がそこにはありあます。もし参加するようであれば、この記事の良さそうなところだけ参考にしてみてくださいね。

 

それでは、また次回!!