調べ屋ミナトのスロ研生活

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【ジャグ連のメカニズム】を研究

2021/09/24

記事カテゴリ:ライターコラム

 

まいど、ミナトでございます。
今回はパチスロ界の覇王「ジャグラー」に関するお話。

 

突然ですが皆様……ジャグ連ってどうお考えでしょうか?

 

5号機以降、リアルボーナスの意図的な連チャンは禁止されています。それでも、本機においては連チャンのイメージがユーザーに刷り込まれています。一体何故でしょうか?

 

この秘密は絶妙に設計されたであろう、ボーナス確率を調べることで明らかになります。ということで、今回はジャグ連について研究してみようと思います!!
 

 

 

ジャグ連ってナンダ?


ジャグ連とは、ボーナス終了後に早いゲーム数で当選することを指します。事前に私ミナトのTwitterで皆さんが思うジャグ連のゲーム数を聞いたところ……

 

▲ゲーム数アンケート(サンプル:199票)

 


多くの方がそのゲーム数を100Gとしていました。明確な理由はわかりませんが、BGM変化の条件や数字のキリの良さがそう認識させているのでしょうか?

 

ホールのデータ表示機でも100G以内を連チャンとして扱い、当選回数をカウントするような仕様をよく見かけますよね。ジャグ連は間違いなく、パチスロ界で市民権を得ていると言えるでしょう。

 

 

ジャグ連のメカニズム


では実際に「アイムジャグラーEX」を用いて、100G以内に当選する確率を算出してみます。
 

 

 ▲ボーナス確率と100G以内のボーナス当選率

 

各設定、100G以内に当選する確率はご覧の通り。約2回に1回は当選する、この結果を見るとオカルトや意図的な連チャンシステムを搭載せずとも、普通に打てばそれなりにジャグ連は発生すると言えます。

 

設定1でも44.86%と高い確率となっていますが、比較的甘い設定配分とされるジャグラー。実際に触れる設定は最低設定ばかりではないでしょう。それを踏まえるとおおよそ50%程度の確率でジャグ連に出くわすと想定されます。……で!! この50%という数値がジャグ連にとって非常に重要な存在となってきます。

 

 

ちょっと感覚的な話になりますが、パチンコ・パチスロにおける50%ってなんとかなりそうな感じがしませんかね?

 

例えば連チャンがウリのパチンコ機。「P大海物語4スペシャル」の確変突入率でさえも52%ですが、私は十分に突入する満足感があります。

 

ジャグラーシリーズにおいては初当りが軽く試行回数を取りやすい。また、端から連チャンに過度な期待を抱くことがないハードルの低さも、50%という確率をより強く感じさせる要因になるかと思います。

 

 

50%の連チャン率は?


先程紹介した数値は初当たりから100G以内に、とりあえず1回だけ当選する確率。ですがジャグ連は、その早い当たりが2連、3連…と連続することも指します。ということで最後に連チャン回数についても調べてみましょう。

 


連チャンのイメージはパチンコのSTと同じです。100G以内に当選する可能性「50%」を継続率とし、どのくらい連チャンするかを記しました。

 

現実的には2〜3連といったところでしょうか。まぁ10連くらいすることもありますが、思い返すと年間に十指で数えられる程かと。この結果をどう捉えるか? 意見が分かれそうですが……私は以下のように考察しました。

 

 

①2〜3連もすれば下皿が一杯になる

②初当りが約1/150前後と連チャンに
 挑戦できるチャンスが多い

③100G消化に必要な時間は約7分と
 出玉増加にスピード感がある

 

 

上記の特徴を踏まえ、私はこの確率はノーマルタイプのスパイスとして非常に良いバランスであると考えました。おそらくこれ以上連チャン率が高くなると出玉試験も厳しくなります。ちょっと大袈裟かもしれませんが、「50%」は適度な連チャンを演出しつつ、スペックも保てる神秘の数字ではないかと!!

 


以上、今回は「ジャグ連」について調査しました。数字にして見るとジャグ連は現実的に起こり得る事象でした。オカルト的なものではなく、確率が織りなす産物です。

 

偶然か? 意図的か? その真偽は分かりませんが……ジャグラーのボーナス確率は、このジャグ連を感じ易いよう絶妙な設計の元、開発されているのかもしれませんね。

 

 

それでは、また次回!!

 

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