魔窟チェロ家の宝物殿

人生のボタンを4回ほどかけ違えた結果、パチとスロの実機をうっかり550台ほど所有しているライター、貴方野チェロス。異様にモノが多すぎる彼の自宅を訪れた人々は皆、そこを『魔窟』だの『住居型ヴィレッジヴァンガード』だのと呼びたがる…。このブログでは、そんなチェロ家のその辺に転がっている奇妙なモノたちを、パチやスロの実機はもちろんのこと、本、CD、DVD、ゲームなど、ジャンルにこだわらず気の向くままに公開していくぞ! チェロ家へ遊びに来たような気持ちで、そっと覗いていただきたい♡ え、なにアンタ、手ぶらで来たのッ…!?(『歓迎』の旗を振りながら)

2018年12月24日

2018/12/24

記事カテゴリ:ブログ

 

 

 

んあ、なんだしょうもねぇ。

メリークリスマス!!

週2更新だと、まぁこんな日もあるわな。

 

あ、そういえば、

本題入る前にこれだけは言わせといて!

前回のオレのクソみたいなボヤキの影響か、

 

お気に入り登録してくだすった

沢山の皆さん、

ホントどうもありがとね!!

 

めんどくさいことは、

おそらく何もないハズなんでね。

この勢いでひとつ、これからも応援頼むよ。

 

 

 

で、ガキだった頃、クリスマスイヴといえば

1年で最大級のスペシャルイベントだった。

サンタさんから、アレコレいただけたからだ。

いろいろもらったっけなぁ……。

スペースコブラの電子ゲームとか、

うる星やつらのコミックス全12巻(当時)とか。

 

ただ、そん中でも特に衝撃的だったのは、

頼んでもないセーターをよこされた時のことだ。

 

あれは何歳だったか?

確実なのはオレが、

ボウリングにハマっていた頃。

 

レーンを要求したのである。

そう、ボウリングの。

 

しかも、サンタが実在するかを暴きたくて

当日まで家族の誰にも明かすことなく、

寝る直前、ジュディ・オングよろしく

南に向いてる窓を開け放ち、

「ボウリングのレーンくださぁぁぁい!!」

と夜空に叫んで床についたのである。

 

翌朝、

目覚めたオレの枕元にあったのは

ボウリングのレーンではなく、

誰ひとり幸せにできない

ワイン色のセーターだった…。

 

悔しかったなぁ……。

ムカついて、情けなくて、泣けたなぁ。

あれは、子供ながらに

イチかバチかの賭けだった。

サンタに、どこまでコッチの要求が通るものか、

明確な基準や決まりがなかったもんだから、

サンタのふところ具合ってヤツを

一度試さなきゃいけないと思っていたのだ。

 

もしもレーンをもらえたなら、

同じ町内の子供たちに無料で開放してやるつもりだった。

だが、オレの手元に残ったのはセーター!

クソしょうもない、セーター!!

 

1年に1回の大事な大事なクリスマスイヴを、

サンタとの賭けに負けて潰したように感じた。

 

あの年を境に、オレはクリスマスに

さほど興味が持てなくなった気がする。

ケーキも、前ほど味がしなくなった。

こうして少年はまたひとつ、

クソつまんねぇ大人に近づいたのである…。

 

 

 

 

 

てな、若干長めなプロローグを経て

今回ご紹介するお宝は、

前回の当ブログでちょっとした

センセーショナルを巻き起こしたアレ。

 

クソつまんねぇ大人になる準備ができる

昭和49年に発行されたステキな本。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おとなへの出発

  十代 ~ 心とからだの変化

 

 

 

 

コイツのつづきである。

 

しかし、コイツのスゴさは

本文を読まずとも体感できるのだ。

その、なんかスゴそうなムードを

端的に表しているのが、

本文冒頭の小見出しなのである!

著者である奈良林祥先生の、

頼りになる性アニキっぷりが光る…!!

 

いくつか、ご覧いただこう。

 

 

 

 

 

 

まさか、体内における精子の生産が

知らんうちに株式上場されていたとは…。

年中無休でハッスルハッスル、だそうである。

 

 

 

 

 

 

『精子クン』と言われるとなぜか照れる…。

ヤングな体の中では、平均3日に1回

精子が生産過剰の状態に突入するそうだ!

参考までに、オレはエヴリデイだった…!!

 

 

 

 

 

 

他でもない、『乳ぶさ』のことを言っておられる。

奈良林先生の本音が、ダムの決壊のごとく

うっかりこぼれ落ちたと思いたい…。

 

 

 

 

 

 

いらんこと教えんといていただきたいが、

奈良林先生直伝の『彼を白けさせテク』は以下のとおり。

 

『彼とデートしていて、彼に興奮のきざしが見え始めたら、

「ははあ、これだな、出足バツグンの徴候というのは」

 と見てとって、

「ねぇ、田中クン。この間の英語のテストどうだった?

 単語、みんなわかった?」

 というようなことを突如発言するといいよ。

 すると、彼はかなり白けて少しは出足が鈍るから、

 そこで言ってやったらいいんだ。

「田中クン、興奮し始めちゃってるでしょ、

 私、みえみえなんだから。

 ダメよ、そんな安っぽく燃えちゃ」

 とね!』

 

思春期の少年が

想いを寄せてる異性から突如そんなん言われたら、

ケースバイケースでインポになんぞ!?

勘弁してくれやッ……!!

 

 

 

 

さらに、奈良林先生は思春期の男子に

どういうわけか、

ついオナニーをススメすぎる

傾向があるのだ…!

 

 

 

 

 

 

ページの冒頭からしてコレである。

しかも、その後の小見出しは

『ガリ勉人間の末路』。

オ、オナニーしよっかな……。

 

 

 

 

 

 

『飛び出せ!』言われると引っ込んでしまう。

それも、男子という生き物の難しさだと

女子諸君には覚えておいていただきたい…。

 

 

 

 

 

 

オナニーしない男子に圧すら与えかねぬ、

本気を出した奈良林先生のこの迫力…。

今日せよ、いいからせよ!

オナせよッ……!!

 

 

 

 

 

 

知るべし! と来たもんである。

ちなみに、奈良林先生いわく

オナニー5つのポイントは以下のとおり。

 

1・罪悪感を持つな!

2・必須科目であることを忘れるな!

3・標準回数はないことを知れ!

4・空しさもいつの間にか消えていく!

5・想像たくましく行うべし!

 

オナニー鬼コーチが、ココにおった……!!

 

 

 

 

そして、真ん中あたりのページから先は、

ティーンから寄せられた性の悩みを

奈良林先生がQ&A方式で一刀両断してくれる。

その質問内容がまた、

わからんでもないがスゴイのである。

まぁ、わからんでもないんだが…。

 

 

 

 

 

 

まずは、14歳・愛知県の男子から上のような質問。

それに、奈良林先生は自身の経験から以下のアンサー。

 

『カレンダーを使った記憶はあるよ。

 オナニーをガマンできなかった日には×を、

 ガマンできた日にはをつけていったんだ。

 をつけた日が3日も続くと、

 「われながらよくがんばったな!」

 と、ひそかに喜んだものだ。』

 

あ、ありがとうございます、参考になりましたッ!!

 

 

 

 

 

 

大阪の16歳、S男くんの悩みは大変…!

にしても、その悩みの答えはどうあれ

S男くん家の風呂には入りたくない。

それだけは、万国共通のアンサーだろう……。

 

 

 

 

 

 

佐賀県の13歳、Kくんのソレは右曲がり。

悩める彼に、奈良林先生は太陽のようにアンサー。

 

『膣というのは、ちゃんと受け入れる

 融通性を持っているから大丈夫!』

 

いつもありがとう、寛大な膣……!!

 

 

 

 

 

 

広島県の16歳、Kさんからの

『小6ぐらいからオナニーを始め、

 時にはビンを入れてしまったことも…。

 私はもう処女ではないんでしょうか?』

という切実な悩みに対し、

奈良林先生は処女だよと断言しつつ、

『ま、気楽に考えてちょうだい。』

と、急激にお腹が減ってきたような結論に。

 

ちょっと休憩してください、先生……。

 

 

 

 

 

と、いったような感じで、

見所が多すぎて疲れてきたんだが、

じつは他にもまだまだあるんだわ……。

 

でも、本が持つ魔力に呑まれたか

心底グッタリしてきたので、

今日はこんぐらいにしておきたいと思う。

 

どうしても気になるアナタは、

たまーーーにヤフオクとかに

ひょっこり出てきたりもするので、

見かけたら即GETしていただきたい。

 

夜ごと懐中電灯を持って

妹の秘部をまさぐりにくる、

ダメすぎるにいさんを持った

中2女子のヘヴィーな悩みに対し、

奈良林先生が炸裂させる

にいさんへの斬りっぷりは

爽快のひとことです…!

 

 

 

 

KA、KA、KA、KA、

カモン、イエスタデイ……!!