魔窟チェロ家の宝物殿

人生のボタンを4回ほどかけ違えた結果、パチとスロの実機をうっかり550台ほど所有しているライター、貴方野チェロス。異様にモノが多すぎる彼の自宅を訪れた人々は皆、そこを『魔窟』だの『住居型ヴィレッジヴァンガード』だのと呼びたがる…。このブログでは、そんなチェロ家のその辺に転がっている奇妙なモノたちを、パチやスロの実機はもちろんのこと、本、CD、DVD、ゲームなど、ジャンルにこだわらず気の向くままに公開していくぞ! チェロ家へ遊びに来たような気持ちで、そっと覗いていただきたい♡ え、なにアンタ、手ぶらで来たのッ…!?(『歓迎』の旗を振りながら)

呪われた巨人ファンは誰なのか…!?(前編)

2019/01/31

記事カテゴリ:ブログ

 

 

 

愛知県のチェロス実家。

そこに転がっていたアカンものを紹介する

『魔窟チェロ実家シリーズ』も無事終了。

(アレを無事と言っていいのか……?)

 

で、今回からはまたいつもの

都内にそびえる『魔窟チェロ家』から、

お送りしますは、

宝・物・殿ッ!!

 

 

 

てなわけで、今回のお宝は『本』。

我が家のヤバいブツの中では

最も品揃えが豊富なジャンルといえよう。

とはいえ、他にもまだまだヘンなモンが

チェロ家にはそこら中にあるわけで、

よりによってなぜ今回『本』をチョイスしたのか?

 

それは、仕事場のパソコンが置かれた

デスクから手の届く範囲内。

つまるところ、

半径80cm以内にあるブツの中から

意地になって選んだためである。

(大して面白いこと言ってない所をうっかり大きくしてしまう病)

 

 

 

アナタは知らんだろう。

我が家の2階の仕事部屋が

どんだけ寒いかを……。

 

4つ折りにした毛布を

ヒザにかけていないと寒すぎて、

面白いアレコレが1つも

出てこなくなるほどで、

仕事に悪影響があることこの上なし。

 

ゆえにこの季節になると、

その毛布をヒザにかけたが最後、

極力立ち上がらず生きていくことを

暮らしの第一目標にせざるを

得なくなってしまうのだ!

 

そんな理由からの、『本』!

たまたま机の真横にある

本棚に挟まってた、『本』!!

 

とはいえ、なかなかどうして

結構なブツなのでご心配なく……。

 

今回のお宝は、コチラ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

呪われた巨人ファン

   (城たけし・1986年・ひばり書房)

 

 

なんでか、昭和のバブル期に

恐怖マンカをど真ん中に据え、

時代をやみくもに駆け抜けた

今は亡き伝説の出版社、

『ひばり書房』。

 

倒産直前、

最後の単行本を出版したのが

1988年という記録から察するに、

本書はひばり書房後期に

リリースされた作品ということになる。

 

そんな中でも

ひときわ強烈なインパクトを放つ、

ひばりマニアならマストで

所有しておきたい至極の一冊が

この『呪われた巨人ファン』なのだ。

 

 

あ、まず本編の解説の前に

裏表紙も見ておきましょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

芸術…………なのでしょう。

 

オレの中のアン・ルイスが、

「痛み〜痛み〜ィ〜〜♪」

のメロディにのせ言ってるので、

たぶん間違いないと思う。

 

 

 

ふと気づけば、

今回も長くなってきたので、

最後にここらでコイツの

オープニングシーンをご紹介し、

次週をお待ちいただこうか…。

 

 

 

 

 

 

 

 

ボウリングを楽しむ小学生たち。

 

 

 

 

主人公ひろしくんの番に。

 

 

 

 

 

すると、ボウリング玉を吐き出す

例のマシンの中から、

 

 

 

 

ドーーーンと生首ッ…!!

 

 

 

 

逃げるひろしくん!

だけどそれ、たぶん幻……。

 

で、いきなり始まる

作者のナレーションがコチラ。

 

 

 

 

アンチ巨人ファンの何かが

イカン方向へスパーク…!!

 

 

 

てなわけで次回、

後編でこのストーリーの

ついていけない全貌が明らかに!

 

城先生が心配になります、たぶん……。

 

 

 

 

カカカカカ、

カモン、イエスタデイ……!!