2020/03/09
有史以来、人は戦いの歴史を繰り返してきました。現に今も私は強烈な睡魔と戦っとりますが、しかし何故にこの人はそうまでして戦うのか。悩み、傷付きながらも戦い続ける理由がどうしてもわからんのです。
私が望んだわけではありません。無理強いもしていません。むしろ私は止めました。ビッグマックだけでも危ういのに自らの実力を顧みず、無謀にもLLセットにしようとするから、キミキミそれはおそらく無理ですよと、LLクールJ太郎はキミにはまだ早いですよとそれとなく忠告したのに、嫁は忠告を無視してビッグマックのLLセットに加え、アップルパイまでオーダーしたのです。
テーブルについて5分後には案の定、ビッグマックを持つ手がピタッと止まりました。スロで言うところのビタ止まりです。
「これ、美味しいよ。食べてみる?」
いらんのです。今の今まで同じものを食べていたわけですから、美味しいことは知っているのです。
「そうだよね。結婚したと言っても他人だもん。他人の食べかけなんかいらないよね…」
違うのです。男っぽいところを見たいだの、キムラくんならできるだのと言われ、無理矢理付き合わされたLLセットを完食し、すでに私も満腹。だから残してはどうだと、もう十分戦ったからと救いの手を差し伸べますが、残すことに罪悪感があるのか、自らオーダーしたことからくる責任感がそうさせるのか、首を横に振ってビタ止まり…。
わからんのです。毎日毎日飽きもせず、嫁が許容量を超えるご飯と戦う理由がひとっつもわからんのです。その理由を理解できたとき、より強い絆で結ばれるような気がしないでもないのですが、ハンバーグが綺麗に抜き取られた、食べかけのビッグマックは本当にいらんのです。
ピロートークが掲載されている「未練打ち1」のご購入はコチラ!!↓↓↓
"ガイドワークスオンラインショップ"
http://shop.guideworks.co.jp/shopdetail/000000000119/